早崎瀬戸の恵みに感謝し、きれいな海を残して行くため、昨年から始まった海の日イベント「海べたエコエコウォーク2009」。
今年の通詞島会場は、朝から強風で、時折激しい雨が降るあいにくの空模様。
市内外から100人を越える申込があっていましたが、中止を余儀なくされました。
それでも雨の中来ていだいた方のために、古代の塩作りだけでもすることに。
二江地区にある沖の原遺跡は、九州で初めて製塩土器が発掘された場所。
その独特の形状から「天草式製塩土器」と呼ばれるようになりました。
古代の塩作りは、この土器の複製品を使います。
薪に火をつけ、約30分。土器の中に塩の結晶が現れだすと、歓声があがりました。
また、会場には、沖の原遺跡から蘇った古代人、「沖の原原人」?も登場。子どもたちの人気を集めていました。
出来上がった塩は、オニギリやスイカなどにつけて味わいました。
自分で作った塩の味は、格別だったようです。
夏休み最初の週末、天気は悪かったけど、いい思い出になったのではないでしょうか。