素潜り漁師とイルカの里 ~熊本県天草市 二江(ふたえ)地区

 

熊本県天草諸島下島の北端、天草市五和町二江地区は、人口約3000人の漁業のまち。
二百数十人に及ぶ漁師たちが、一本釣り、素潜り、延縄漁などで腕を競い合っています。

中でも素潜り漁の伝統は古く、その始まりは、遥か古墳時代から。潜水技術は高く、明治期には天草沿岸のみならず遠く朝鮮半島までを漁場としていました。また、沈没船の引き上げにもかかわり、これがサルベージ業の元になったという逸話も残され、二江の素潜りは日本一と謳われたとか。

今でも男性の素潜り漁師約60人が活躍。ウニやアワビ、トサカ等を獲っています。


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出漁前のひととき

DSC06135.jpg トサカ漁5 

漁の様子                                 トサカの水揚げ

 

二江の沖は「早崎の瀬戸」。

タイやヒラメ、ウニ、アワビ、車エビ・・・、急流で、有明海と天草灘が出会う海からは、四季折々新鮮な魚介類が水揚げされ、味は天下一品。二江の自慢です。
豊かな漁場に恵まれ、定置網など大規模な漁法に頼ることなくイルカと漁師が仲良く海の恩恵を分け合っています。

イルカは、二江沖を中心に回遊しており1年を通して観察することが出来、毎年イルカウオッチングには多くの観光客が訪れています。(イルカウオッチングの問い合わせはこちらまで

伝統の素潜り漁が続く人々の営みとイルカに代表される生物の多様性。このようなことが評価され、2009年朝日新聞社などによるにほんの里100選にも選定されました。

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二江沖を回遊するイルカの群れ

 

町並みは、「せどや」と呼ばれる漁村特有の住宅が密集した地域が残り、集落ごとに漁の神様である恵比須様が祀られ信仰も厚いところです。

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二江地区の風景

 

 二江沖に浮かぶ周囲4キロの通詞島には、豊かな自然をはじめ、中国式の六角井戸などの歴史遺産、エーガッチョ伝説など多くの民話も残り、二江の魅力の一つとなっています。 「島の宝100景」にも選定されたこの島では、漁師さんがガイド役になり魚釣りやイルカウオッチング、塩作りなど様々な体験ができる「通詞島体験倶楽部」が開かれ漁師たちによる地域おこしも盛んなところです。
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通詞島体験倶楽部

 通詞島体験倶楽部の様子

 

皆さん、是非遊びに来てください。

4-1.gif待ってまーす。

 

◆二江地区の主な観光イベントなど

5月 二江ぐるっとウォーク・・・恵比須巡り、漁船乗船、アワビなど漁師まちの魅力満載、人気のウォーキング。

7月~9月 通詞島体験倶楽部・・・漁師さん企画の体験ツアー。島の宝100景にも選定された自然豊かな通詞島で、釣り、イルカウオッチング、魚料理、貝殻アート、塩作りなど様々な体験メニューを用意。

8月13日 二江夏まつり・・・ペーロン船の体験乗船が出来ます。夜は、地元の人と一緒に歌や踊りで楽しめる。打ち上げ花火も有。

9月~12月 アワビ祭り(民宿、飲食店)・・・二江特産のアワビ料理のフルコース。

10月  二江神社祭り・・・あばれ御輿と獅子振りは迫力満点。

12月 みんなのギャラリー・・・絵画、書道、陶芸などの地元アート出展。夜間は作品をライトアップ。恋愛成就のハッピーアワビツリーも登場。

12月 二江物産市・・・自慢の海産物の他、とれたての野菜、ギョーザ、ケーキなど二江の産品が集結。餅投げもあります。

 

通年 イルカウオッチング ・・・二江の沖には200~300頭のバンドウイルカが生息。イルカと過ごす時間は感動もの!

    通詞島探検隊・・・二江の沖に浮かぶ周囲4キロの通詞島。自然豊かなこの島には、色んな秘密が・・・。

    二江はやさき市・・・二江漁師手づくり夕市、はやさき海峡で獲れた新鮮な魚介類を浜値で販売。(不定期開催)

 

お問い合わせ

二江まちづくり振興会事務局

(天草市役所五和支所二江出張所内)

〒863-2421熊本県天草市五和町二江3150-3

℡0969-33-0204 mail futae@city.amakusa.lg.jp

 

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