二江ボランティア隊が新和町碇石地区振興会の活動について研修しました。
碇石地区は、新和町の山あいにある人口約300人の静かな集落。
こちらの振興会は、土着菌による堆肥づくりや木炭づくりなどが盛んなところ。皆さん協力し合って、地域づくりを進め自主財源確保に取り組まれています。
二江ボランティア隊のメンバーは野菜作りも趣味。作った野菜で活動資金を得ようと、良質の堆肥で定評のある土着菌堆肥について研修したものです。
↑公民館で新木会長から碇石地区振興会の活動状況などの話を伺いました。
↑住民手作りの炭窯。
↑炭窯の隣には、県の補助を受け作業小屋も建設されていました。
↑こちらは、炭窯2号機。看板の「ひま陣」とは、ひまを見つけて、まちづくりに参加するように付けられたとか。
ナイスネーミング。
↑廃校となった小学校の校舎を利用して土着菌の製造がされていました。
↑これが土着菌(種菌)。米ぬかの発酵臭が少し残っています。
この状態で、植物の根元にふりかけると花は色鮮やかに、野菜は大きく美味しく育つそうです。
また、糞尿の悪臭防止や生ごみからの堆肥化にも最適とか。
↑グランド空き地に建てられた堆肥センター。こちらも住民手づくり。廃材がうまく利用され、まるで碇石ドーム。
↑熟成中の土着菌堆肥。
↑出来上がった土着菌堆肥。臭みはほとんど無く、手で触った感じもサラサラでした。
土着菌堆肥は、田畑の土に混ぜると作物が健康で収穫量も多くなるそうです。
新和町の夕やけ市(営業時間は木、金、土の午前9:00~午後6:00)で5キロ250円で販売されています。
営業時間以外での購入は、天草市新和支所総務振興課(0969-46-2111)にお尋ねください。