今日は、二江小学校から依頼のあった「古代の塩作り」体験学習の指導日。
天日干しや釜炊きなど、こだわりの塩作りが盛んな二江地区。
そのルーツは、はるか縄文時代から。
50年前、通詞島への海底水道敷設による掘削工事で、石器や人骨など縄文時代の遺跡(沖の原遺跡)が出土。
大量の製塩土器も一緒に見つかり、太古の昔から二江では塩が作られていたことがわかりました。
このような先人たちの歴史を学ぼうと、小学校では、総合的学習時間を使って、古代の塩作りを計画。
通詞島に海岸に集った3年生32人は、製塩土器を模した陶器を使い、当時のように薪を焚いて、海水から塩を作る方法を学びました。
地域のことを子どもたちが勉強してくれることは、とてもありがたいこと。
たくさんの事を学んで、地域への愛着心を持った大人になってもらいたいものです。
息を吹きかけ一生懸命に火を熾しています。
海水が沸騰しだすと歓声が上がりました。
古代の塩作りで蘇った、古代人も登場
サプライズに喜ぶ子どもたち。「えーっ、だれ、だれ。」
「先生、風邪治ったと?」 正体はバレバレです。
容器の底にできた塩。うまくできたようです。
元気のよかった3年生とサービス精神満点の担任Y先生でした。